Hokusai Newsletter 2022/05/26
米大手VC「a16z」がメタバースゲームに焦点を当てた6億ドルのファンドを立ち上げる
米大手VC「a16z」は「業界が新しい時代に突入したことは明らかであり、次世代のゲームビルダーをサポートすることに焦点を当てたファンドを構築するのに今が最適な時期です。」と述べ、メタバースゲームに焦点を当てた6億ドルのファンド「GAMES FUND ONE」を立ち上げた。
「GAMES FUND ONE」は次の3つの領域に投資する予定である。
ゲームスタジオ
マルチプレイやUGCを利用したロットでインタラクティブなオンラインゲーム領域
ゲームxコンシューマー
TwitchやDiscordなどゲーマーをサポートするサービス領域
インフラストラクチャ
優れたオンラインゲームを開発するために必要なインフラストラクチャ領域
a16zは、Fortnite、League of Legends、Minecraftなどの大規模なソーシャルフォロワーを持つゲームの成功を指摘し、今後も継続的に投資を行う予定であると述べた。
また「ゲームエコシステムに合わせた機能を追加し、より深いネットワークを開発して、デジタルコミュニティの構築から仮想経済の管理、IPライセンスのベストプラクティスに至るまで、ポートフォリオ企業を支援できるようにします。」とAndrew Chen氏とコメントした。
今月初め、a16zはDapper Venturesと共に7億2500万ドルのエコシステムファンドを立ち上げたばかりである。
OpenSea 新プロトコル 「SeaPort」を発表
5月21日にOpenSeaが従来の暗号資産決済に加え、NFT同士による物々交換や様々なトークンを用いて取引を可能とするプロトコル SeaPortを発表した。
販売者・購入者の合意のもとERC20・ERC721・ERC1155のトークンを組み合わせてオファーを出すことができる
SeaPortによってNFTの取引に柔軟性をもたらすことを目的としている。
1ETH相当のNFTの取得に購入者は既に所有してる1ETHに相当するNFTとの交換、もしくはNFTと暗号資産を混ぜた取引が可能となる。
Seaportは、OpenSeaだけではなく、オープンソースとして他のサービスにも組み込まれることも想定している。
Seaportは分散化されており、OpenSea自体はコントラクトの所有者ではなく、自由にコードをアップグレードできるわけでもないとしている
公式発表は以下のツイートから確認できる
Hokusaiを活用したNFTサービス導入支援を行っています。
NFT導入システム「Hokusai」の提供及び事業者向けNFTコンサルティング(ビジネスモデル構築や戦略立案、法的チェック、技術サポートなど)といったNFTに関するソリューションを提供し、NFT事業に参入する開発者や事業者のサポートを行います。