Hokusai Newsletter 2021/10/15
今週のピックアップ
🔹 日本発NFTプロジェクトPixelBeasts
クリエイター中島洋平氏によるNFTゲームPixelBeastsに注目が集まっている。
PixelBeastsは1万個に及ぶ24x24ピクセルのアート作品。各PixelBeastsが持つキャラクターとしての戦士、シーフ、メイジといったクラスや生息地などの属性をNFTトークンとして活用したマルチプレーヤーゲームとなっている。
開発には、中島洋平氏の父であるWindows 98のチーフ・アーキテクトを務めた中島聡氏が参加している。
各PixelBeastsは10月8日にOpenSeaでMintされ、すぐに完売した。
PixelBeast NFTを所有するメリットとして、Tangoプラットフォームを活用したBeastopia(トークンで構成されたソーシャルコミュニティ)へのアクセスが挙げられる。
Tangoは、中島洋平氏が開発した、イーサリアムウォレットをベースにしたNFTコミュニティ向けのオープンソースメッセージングアプリケーションである。NFTコレクションの保有者にプライベートウォレットメッセージングへのアクセスを提供し、非公開で安全にメッセージを送り合える。
Tangoによって、NFTコレクションの所有者は、コレクションの所有者だけが入場できる、よりエクスクルーシブなコミュニティを構築することができる。
執筆者:Ryotaro Yagi
🔹 オークションハウス「サザビーズ」がNFTプラットフォーム「Sotheby's Metaverse」をローンチ
老舗アートオークションハウス「サザビーズ」はNFTプラットフォーム「Sotheby's Metaverse」をローンチした。
「Sotheby's Metaverse」では、サザビーズがキュレーションしたNFTを購入することが出来る。
ETH,BTC,USDC,法定通貨でNFTを購入することが可能である。
またオークション機能やジェネレーティブアート作品の投稿機能が実装される予定だ。
「Sotheby's Metaverse」はNFTプラットフォームの構築を行うMojita社に開発・運営されている。
Pranksy、Steve Aoki、Paris Hiltonなど19人のコレクターによる53点のNFTを集めた「Natively Digital 1.2: The Collectors」の販売を10/18より開始する。
サザビーズでは、先月人気NFT「Bored Ape」の競売を行い、2,439万3,000ドル(約26億円)で落札されたばかりである。
競合であるクリスティーズも同様にNFTオークションを開催しており、アートオークションハウスがNFT領域に参入する流れが出来ている。
サザビーズのマネージングディレクターのセバスチャン・フェイヒーは「サザビーズが今年初めにNFTの世界に初めて足を踏み入れたとき、NFTの可能性の表面をなぞっていたに過ぎないことがすぐにわかりました」「私にとって、この市場革新は、これまでで最も刺激的なものの一つです。サザビーズは、デジタルネイティブ世代のために、急成長するアートの世界に私たちの専門知識とキュレーションを行っていきます」とコメントした。
執筆者:Torahiko Shinoda
Hokusai では、Hokusai APIを活用したNFTサービス導入支援を行っています。
NFT導入システム「Hokusai API」の提供及び事業者向けNFTコンサルティング(ビジネスモデル構築や戦略立案、法的チェック、技術サポートなど)といったNFTに関するソリューションを提供し、NFT事業に参入する開発者や事業者のサポートを行います。
📢Hokusai Update📢
🔹 Hokusai TechBlogがスタート🖊
Hokusai TechBlogがスタートしました🥳
初回は、Hokusai APIを利用して、ガス代なしでNFTをTransferをするサンプルを紹介しています。
今後もHokusai APIを利用したサンプルアプリやTipsについて執筆を行います🖊
Hokusai TechBlogはこちらからご覧ください👇
【Hokusai API】 NFTをガス代なしでTransferするフロントエンドをReactで作る